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上野

今日は秋葉原で飲み会。
電車移動で上野をグルリ。



◆国立科学博物館
開館10分前に到着。
インカ帝国展の待機列に100人程度。twitterなんかで混雑振りを目にしているが、初日に行っておいてよかった。
常設展示の入口も開館時には30人くらいで、子供連れが多い。やっぱり春休みだなぁ。

自分のお目当ては『ものづくり展』
ものづくり展_120331
「ものづくり日本大賞」は経済産業省を始め四省庁が連携し、二年に一度、優れた製造技術や取り組みを顕彰する制度。
その受賞件を一部は製品を交えながら紹介する展示。

例えば、発光蓄光する磁製タイル。
発光蓄光タイル1_120331 発光蓄光タイル2_120331
有田焼の釉薬技術を使っだ製品で、強度も蓄光機能が優秀。誘導経路表示する床材として最適。

知っているモノではスーパーコンピューター京や、ヤマサ醤油の空気に触れない醤油パックなんかも受賞していた。
普段気にも留めない身の回りの物も、実はスゴい技術がしれっと使われているハズ。



東博も見たいものがあるので、ものづくり展だけを見てそそくさと退場。

在場時間:約55分



◆東京国立博物館
毎年恒例、春のイベント『博物館でお花見を』開催中。
博物館でお花見を
桜にちなんだ作品を数多く展示。

花見なんかの行楽時に用いたハイキングセット。
野弁当_120331
豪奢で結構な数が揃ってる。こうなると持ち歩くのが大変だ。

他にも陶磁器や浮世絵に着物と、華やかな展示が多数。
飛鳥山花見_120331 打掛_120331
この時期は庭園が開放されているが、桜が咲くのはまだ先になりそう。
華やかな美術品で一足先にお花見を堪能できた。



続いて東京国立博物館140周年特集陳列『博物館の創始者・蜷川式胤の文化財保護』
東博の設立に携わった蜷川式胤の活動を紹介。
湯島聖堂博覧会_120331 壬申検査写真_120331 寺社宝物図集_120331
当時の博物館の様子や資料をうかがい知る事ができて面白い。



特別展や特集陳列以外でいつも楽しみにしてる展示の一つが第19室『近代工芸』
近代工芸1_120331 近代工芸3_120331
近代工芸4_120331 近代工芸2_120331
帝室技芸員のモノや万国博覧会に出品された作品を中心に展示されている。
今回は特に超絶技術とも言える精巧細緻で荘厳な作品が多かった。
癒しではなく、その迫力がズシンと来る美術品。

他にも特集陳列『東京国立博物館コレクションの保存と修理』『酒宴のうつわ』など、総合文化展を一通り観覧。
お腹イッパイになった。



在場時間:約195分



戦い終わって ~神々の黄昏~
秋葉原のブックオフで梅棹忠夫『知的生産の技術』他、教養新書を各¥105で4冊購入。
嬉しい買い物、バリバリ読み進めたい。

〆は学生時代の友人と飲み会。
人の色恋沙汰を聞くのは面白い。自分の事も話せるとイイんだけど (;´∀`)

生中、焼酎ロック、電気ブランロック、都合三杯でフラフラ。
帰りの電車ではなんとも無かったのでヨカッタ。
コレからは二杯くらいにしとこう…
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深大寺

天気がイイので多摩川サイクリングコースを自転車で走ってきた。



◆神代植物公園
開館前に20人くらい並んでた。ヤッパリこんな日はみんなお出かけしたくなるよね。

ぐるっとパスを利用し、入園料¥500→¥0

今年は寒かったので3月下旬にして梅が満開。
神代梅_120325

他には椿も見ごろ。
神代椿_120325
雲ひとつ無い真っ青な空に、花の色彩が映える。

博物館・美術館で美術品をよく見るけど、季節毎にこういう自然の美しさを味わうのも大事だな。
目の保養になりました。

在場時間:約60分



◆国立天文台
植物公園のご近所さん、国立天文台にも足を延ばす。一年半ぶりかな。

第一赤道儀室、手回しハンドルで建物が旋回して太陽を追える。
第一赤道儀室_120325
なんとなくムーミン家の水浴び小屋を思い出した。可愛らしいね。

建物全体が大きい望遠鏡、アインシュタイン塔。
アインシュタイン塔_120325
先週100年前の天文写真発見のニュースがあったけど、多分ここから見つかったんだと思う。
毎年「三鷹・星と宇宙の日」に内部見学可能。一昨年見学した時は凄いホコリ臭かった。

一番インパクトがある建物は大赤道儀室じゃなかろうか。
大赤道儀室_120325
中に入ると、巨大望遠鏡がド~ン!!
赤道儀室望遠鏡1_120325
真下から見上げると、こんな感じ。
赤道儀室望遠鏡2_120325
ロケットの発射台みたい、今にも飛んで行きそうだ。

他にも天文機器を展示した資料室なんかも。
観測機器_120325
古い測定機器や製図用具ってカッコイイよな。
そんな中、天文機器に混ざって出し抜けに置いてある陶人形、布袋様?
布袋_120325
凄い謎だ…



在場時間:約60分


戦い終わって ~神々の黄昏~
深大寺もちゃんとお参りしてきた。
深大寺山門_120325
ゲゲゲの女房放送以来ますます人出が多くなり、今日もなかなかの賑わい。

鬼太郎茶屋は年度末の追い込みか、Tシャツやトートバッグが半額で売った。
鬼太郎茶屋_120325
今思えば、何か買っておけばよかった。

この辺りの蕎麦は観光地価格でチョットお高い。何度か行ってるけど、初回しか蕎麦すすってないや。



自転車走行距離:約33km

サイクリングコースをビュ~ンと行けるから、距離のワリには近く感じる。
天気も良くて途中から上着を脱いでいた。暖かくなって自転車も走りやすいイイ季節だ、バンバン乗りたいね。

でも、花粉症ェ…

南千住~新橋

週末に博物館・美術館に行けなかったので、ココでしっかり取り返さないと。
葬式の疲れが若干残ってるような気がするので、電車移動。



◆石洞美術館
地図を見るに東京メトロの駅からだと遠そうに思ったが、実際に歩くとそうでもなかった。

『徳利と盃』展を観覧。
徳利と盃_120320
ぐるっとパスを利用し、入館料¥500→¥0

年明けのお屠蘇や花見の酒宴をイメージしたのかな?
一応、季節に合わせたっぽい収蔵品展。

陶磁器、漆器、ガラス器、金属器とバラエティーに富んだ酒器が約130点。
陶器の素朴な味わいの器を見ていると、なんだか一杯飲みたくなってくる。下戸だけど。
ガラスや金属器は見てて美しいとは思うんだけど、飲みたいとは思わないんだよな。
土の持つ暖かみが食欲(?)をそそるのかなぁ。

在場時間:約40分



◆東京国立博物館
今年は東博140周年で、記念のスタンプラリーをやっている。
このまえ来た時スタンプを押し忘れた。
東博スタンプ_120320
3月のスタンプを押して退場。
スタンプラリーとかってどうも弱い。一度始めたらコンプリートしないと気がすまない性格。

後の予定もあるし、本当にスタンプ台と出入り口を往復しただけ。
5分もいなかった。



◆パナソニック汐留ミュージアム
『今和次郎 採集講義 展』開催中。
今和次郎_120320
人々の生活変化を調査・分析する「考学」(考学と対にした名前)を提唱した今和次郎の懐古展。

最初は民家研究からスタート。民家のスケッチだけでなく、人間の暮らし全般も記録。
関東大震災で視線が農村から都市に向けられる。創意工夫で作り上げられるバラック。日々変化する人間生活を記録し、考現学の考え方に至る。
建築家・デザイナーでもあり、農村の生活改善を住まいから見つめる設計に携わる。
大学で建築科目の教鞭をとり、やがて学問としての家政・生活研究へと領域を拡大していく。

展示品はスケッチ、写真、建築・デザイン図面等。

展示会場で一番目を惹くのは1927年に開催された「考現学展覧会」のドローイング。
丸の内を歩くモガの散歩コース、家庭全所有品の調査、中学生の洋服の破れ箇所、井の頭公園の自殺場所調査、食堂の茶碗の欠け方、etc,etc…

偏執的とも言える観察・記録資料がてんこ盛り。調査結果のイメージ化も絶妙で、みんな見入っていた。 

今和次郎が素晴らしいのは一見珍妙な研究ではなく、つぶさな記録・調査・分析から人間生活のあり方を考えたという事。
奇抜な研究に見えるが、生活という人間の根本の一つを見続けた。
対象の幅の広さと詳細な調査、そのバイタリティにも圧倒されるものがある。
今和次郎の肖像は穏やかそうなオシャレおじいちゃんだったが、そのエネルギーたるや凄い物だ。

展示の質、量ともに大満足の展覧会。素晴らしかった。

在場時間:約130分



戦い終わって ~神々の黄昏~
本当はこの後、さらに板橋区立郷土資料館の特別展『当世具足』にも行きたかったが、時間がチョット怪しい。
また週末に行く事にして、早めの帰宅。

横浜~町田

朝から天気予報様が「今日は寒ぃッスよ」などとのたまい、心を折りに来てる…
それでもエイヤッと自転車に乗るゲルマン魂。



◆横浜市歴史博物館
最寄の博物館の一つ。でも、ちゃんと見るのは始めてかも。

特別展『火の神・生命の神-古代のカマド信仰をさぐる』を観覧。
甕や甑等の出土品、模型、古文書で追うカマド信仰。

古墳時代、五世紀頃に朝鮮半島から渡来人によってカマドが伝承。
カマド神は守護神であると同時に強い祟りの力を持ち、丁重に扱われていたらしい。
古墳時代の遺跡では、カマド内や周辺から勾玉や鏡、祭祀品が出土。奈良・平安時代には、神への供物を盛る杯が埋め込まれていた。

そして、住居を廃する際にはカマドを破壊している。
『カマド神が家人の善行悪行を天帝に告げ天寿を左右する、という道教思想からカマド神を封印した』説、
『新居のカマドに神様を移し、元のカマドに戻れないように破壊した』説、
の2説あるみたい。



古民具に関する展示は何度か見ているが、時代を追って生活様式の変化を見るモノが殆ど。
こういう信仰・伝承から見た展示は初めて。
「面白かった」より「勉強になった」て感じ。知的好奇心を刺激されて心地よかった。

在場時間:約85分



◆町田市立国際版画美術館
ぐるっとパスを利用して、入館料¥600→¥0

特別展『浮世絵―国芳から芳年へ』開催中。
去年、太田浮記念美術館や森アーツギャラリーでの展覧会が大ヒット、大胆で奇想な画風が魅力の歌川国芳。
その国芳の弟子で、明治浮世絵界の第一線で活躍した歌川芳年。
この2人を中心に江戸末期~明治期の浮世絵を紹介する展覧会。

展示は国芳の『唐土二十四孝』からスタート。
主題は中国の親孝行に関する説話だが、絵の構図は西洋書物から取り込んでおり、異国情緒の趣きがある。国芳の先進性が見て取れる作品群。

芳年は初期作品は大らかな筆遣い色使いで師風をよく受け継いでいるが、大病してからは非常な繊細な線描になっており画風が一変している。



作品としては芳年の『月百姿』が素晴らしかった。
月にちなんだ故事や説話、風説、巷説等を題材にしたシリーズ。

『はかなしや波の下にも 入ぬへし つきの都の 人やみるとて 有子』
04yoshitoshi05030 - コピー
これから身投げする場面。
明るい画面で、水面に反射する月光が印象的。

『朝野川晴雪月 孝女ちか子』
04yoshitoshi05080 - コピー
こちら正に飛び降りている場面。
雪と月と、冷涼でとても静的な背景に対し、身を投げるちか子の動的描写。また、着物の紅色が背景に凄い映える。
動きの対比と色彩のコントラストが印象に残った。



江戸時代は幕府の検閲のため、信長・秀吉時代以降の出来事を絵の主題にする事は表向き禁止されていた。
明治になってコノ制約が解け、神話や歴史物語も盛んに浮世絵に描かれるようになった。芳年も色々と描いている。
キャプションが丁寧で、絵の事だけでなく時代背景や流れも良く分かって素晴らしい。

国芳の迫力のある浮世絵が大好きだが、繊細な筆致の芳年の絵も素晴らしい。
一気にファンになった。

在場時間:約100分



◆町田市立博物館
折角町田まで来たので、もう一件。
特別展『-小さく縫いものをまなぶ- 裁縫ひな形と布への想い』を観覧。



裁縫雛形とは、裁縫を学ぶために作られた小さな着物。
最初の展示は、明治~大正期の服飾学校で作られた裁縫雛形の展示。
振袖、襦袢、裃、手甲、袴、蚊帳、etc,etc… と時代背景も見て取れる。

続いては民族資料としての裁縫雛形。
昭和10年頃に行われた民俗学の調査で残された農村の仕事着の写真や図版。そこから構成要素を把握し1/5サイズで再現。

第3章は「布の記憶」
繕い物、リフォーム、リサイクルされる着物について。
ボロやはぎれから作った手縫いの色鮮やかな手ぬぐいが目に止まる。手を加え様々に形を変えて、大切に使われてきた事が良く伝わる。
着物は直線で構成されていて、バラし易く仕立て直すのが比較的簡単。洋服は体体形に合わせた曲線で構成されるから、そもそもの作りからしてリフォームしやすいんだな。

最後は文献資料。
江戸時代は布の幅や丈が不統一で、過不足無く立つ事が難しかった為、裁ち方を図示した手引書が読まれていた。
でも縫い方は親や師匠からの口伝で、記述は無し。
明治以降になるとミシンや洋服が学校教育にも取り入れられる。



ただ「ミニチュア面白ぇ~」だけでなく、裁縫をとりまく歴史、民俗資料としての裁縫、布を大切にする思い、と包括的で大変ためになる展示だった。

在場時間:約55分


戦い終わって ~神々の黄昏~
町田は存外近く、三施設巡って帰ってきても夕方前。
展示はどれも充足感があったし、体力的にもチョット余裕があってヨカヨカ。

自転車走行距離:約38km

上野

前日までにドコ行こうか決められず、朝になって決定。



◆国立科学博物館
特別展『インカ帝国展』初日、開場と同時に飛び込む。

インカと言うと空中都市マチュピチュのイメージが強いが、決して本展のメインではない。
インカ王の持つ象徴性・宗教/世界感、産業・工芸・建築と言った暮らし、インカ帝国の統治機構、領土拡張、スペインによる侵略とその後… まさに『インカ帝国』を総合的に追う企画展。

そんな中、印象に強く残った事の一つに「インカ帝国を調査するに当たっての難しさ」
インカは工芸品に金を多用していたが、スペインが鋳潰して金塊にして本国に持ち帰り当時の金製品は大変貴重。
また、文字を持たない文明だったため、インカに近い年代の文献は征服者たるスペイン側によるモノであること。
科学的分析手法によりココ数年で新しく分かった事も多いが、未知のヴェールに包まれた部分も多い。

展示品でインパクトがあったのは「眼球が残っているミイラ」
コッチが見ているのと同じく、アッチも自分の事をじぃ~っと見ているような気がした(笑)

新書を一冊読んだような、知的栄養をタップリ吸収した気分。



また、監修した研究者による特別講演もあったので講聴。
ハーバード大学の先生は通訳を通しながらの講演。
「太陽と月」「静と動」と言った対/二元的な世界観・宗教観、太陽や岩・水といった自然に対し偶像を用いずその物を神聖視したこと等、美術・工芸的な面から見たインカが面白かった。



在場時間:約380分



◆東京国立博物館
科博に来たら、いつもセットで東博も。
インカ帝国展に存外時間が掛かったので、展示期間が今月中までの展示を駆け足で回る。



特集陳列『江戸時代の地図』
伊能忠敬の地図。
伊能忠敬1_120310 伊能忠敬2_120310
パッと見の正確さ、現代人が普段目にする日本地図と何ら遜色ない。
今の地図と言うのは地べたを平面に落とし込んだ結果で、色彩は凡例に則り、描画範囲内は密に情報が詰まってる。
情報量では現代の地図には遠く及ばないかも知れないが、伊能図には当代随一の正確さだけでなく、どこか美しさも感じるのは自分だけだろうか。



歴史資料展示室は『化粧』
江戸時代のヘアカタログ。
髪形集1_120310
この辺りは差が分かりやすいけど
髪形集2_120310
この下段のヤツは全部同じに見える (;´∀`)



在場時間:約80分



戦い終わって ~神々の黄昏~
電車の中で
カラー版 インカを歩く (岩波新書)
を読む。
展示と併せて読むと理解が深まってイイ感じ。

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