紙の博物館と飛鳥山博物館
自転車で行きたいけど、朝から雨。
止むのを待っていては遅くなるので久々に電車で博物館。
◆紙の博物館
飛鳥山公園内にある博物館、その一

王子は王子製紙誕生の地、それにちなんで紙の博物館が創設された。
もう一週遅かったら企画展やってたのか。仕方ないけど。

ぐるっとパスを利用して入館料300円⇒0円
入館するとドデカイ聖徳太子がお出迎え。

仏教の布教⇒写経等、紙が必要⇒製紙を推奨⇒紙祖として祀る土地もある
へぇ~、初めて知った。
順路に沿って、1階からスタート。

模型やサンプルも交えて、現代の製紙過程や紙製品を説明している。
解説ボランティアの方がいたので、概要の説明をお願いした。
ボランティアは製紙会社のOBの方々で、その道のプロ。
展示の説明だけでなく「この技術はコウだから凄いんですよ!」みたいな、現場視線からの話も聞けて大変面白い。
紙は木を原料とするので環境負荷が大きそうだが、製材ロスや建築廃材、間伐材、古紙のリサイクルの活用で存外エコっぽい。
意外な紙製品。

溶接用のマスク!
色々と処理してあるから燃えないのは当然なんだけど、スゲー!
2階は子供向け解説コーナー。

最初にココを見てから見学スタートした方が理解しやすいかも。
3階は紙の歴史。

教科書や学習マンガで『紙を発明したのは蔡倫』と覚えたけど、今は違うのね。蔡倫より古い紙が発見されてる。
一番のオドロキ。
高級壁紙材、金唐革紙。

実物を始めて見るけど、美しい…
最後に地下一階、記念碑コーナー。
昔の製紙工場の門、紙屋の看板、石碑なんかが展示されている。

切り刻まれた千代紙を供養するため、江戸千代紙のお店が建立した「千代紙塚」
身近な物に感謝を忘れない、素晴らしいですな。
最後におみやげを購入。

常設展示の解説ガイドブックとクリアファイル。
ガイドブックは解説パネルのまんま縮刷版。これを写すだけで夏休みの自由研究は完璧なんじゃないかな(笑)
本当は金唐革紙のしおりが欲しかったけど、1000円と高価なので(当然なんだけど)クリアファイルで我慢。
紙漉き教室なんかも開催してるし、見て学ぶだけでなく体験できるのはイイな。
ボランティアガイドさんもいるし、距離感が近い博物館だと思った。
在場時間:約150分
丁度お昼ご飯の時間。王子の駅前まで戻って店を探すと、変な店発見!

全体的に日本語がオカシイぞ。
どこか異次元に連れて行かれそうだ… ((゚Д゚;)))
結局、隣の中華料理屋にしたけど。
◆北区飛鳥山博物館
エネルギー充填して、本日二件目。

北区の郷土・歴史系博物館。
ぐるっとパスを利用して入館料300円⇒0円
常設展示室は地下一階。

採光に大きくガラスが嵌め込まれており、明るくキレイな館内。一階から地下一階に吹き抜けもあり、空間が広く取られていて気持ちイイ。
階段を降りると奈良時代の役場『群衙』の倉の再現。

中のモニターからミニコント(?)が流れてた。
展示室内の写真撮影は要申請。今回は申請せずにno写真でイイや。
それと、音声ガイドが無料なので利用してみた。
前半は地形生成⇒縄文・弥生時代の生活⇒古墳時代… と、まぁどこでも似たような展示にならざるを得ない。
土地の個性が出てくるのは中世以降。
当地では江戸時代からの名所、王子・滝野川・飛鳥山。
それらの名所の成り立ちを映像を交えた解説で紹介。
特に飛鳥山は江戸時代から現代まで続く桜の名所。江戸時代のお花見弁当の再現模型が凄い美味しそう。
続いて企画展示。

収蔵品で北区の歴史を掘り起こすミニ展示x5。
こちらは入場無料、一部を除いて写真撮影可。
昭和初期のビール瓶。

とっくり型で容量は2リットル。今のビール瓶の約三倍!
首の下から紐で直接提げたそうな。
もう一つ興味深かったのは『高木助一郎日記』
今の北区・中十条に住んでいた高木氏が綴った明治44年~昭和22年までの日記。
太平洋戦争の空襲で焼け焦げた日記は、戦争の凄惨さを強く訴えてくる…
最後におみやげを購入。

常設展示の図録とクリアファイル。
どちらも飛鳥山の桜をモチーフにしたデザイン。キレイだね。
図録は大判でページ数あってフルカラーなのに500円。めちゃくちゃコストパフォーマンス高い!
他の特別展の図録も総じて安い。また来たら是非買いたいな。
建物は博物館だけでなく、市民ギャラリーがあって区内在住のアーティストの作品が展示されたり、レストランも美味しそう(特におはぎ)
区民に愛される文化センター、って感じが素敵だった。
在場時間:約190分
本当は渋沢記念館も見たかったけど時間が足りない、タイムオーバー。
飛鳥山公園を散策。
なんか石碑が多い。

パッと見、6~7基は在ろうか。
立っているのは石碑ばかりではなく

観音菩薩像もコッソリ立っているので侮れない。
柔和でスタイルのいい観音様だな。
児童エリアのど真ん中にはお城の形をした滑り台。

周りには雨上がりの水溜り。なんだかモンサンミシェルみたいだ。
同じ滑り台でも、コチラは象さん。

リアルタイプは珍しい。普通、鼻から滑り降りるカタチだと思うんだけど。
これならキリンでもサイでも、カバでもいいじゃないか(笑)
動物アニマル群生地帯。

タコだけ仲間はずれ… 恨めしそうな目で見てるぞ。
遊具にツッコミを入れるのも面白いけど、大きいお友達にはこんなモノも。

D51と古い都電車両。鉄分補給!
桜で有名なだけあって、ゴミ箱も桜花模様。

桜ではないけど、花壇が整備されていて凄く綺麗。

いい香り。
歩いていると、桜だけでなくモミジも多いことに気付いた。

春だけではなく、秋に訪れても素敵な景観を楽しめそう。
博物館もあるし公園も面白い、路面電車に新幹線も鑑賞できる王子。

渋沢記念館も見学したいし、また紅葉の時期にこれたらイイな。
止むのを待っていては遅くなるので久々に電車で博物館。
◆紙の博物館
飛鳥山公園内にある博物館、その一

王子は王子製紙誕生の地、それにちなんで紙の博物館が創設された。
もう一週遅かったら企画展やってたのか。仕方ないけど。

ぐるっとパスを利用して入館料300円⇒0円
入館するとドデカイ聖徳太子がお出迎え。

仏教の布教⇒写経等、紙が必要⇒製紙を推奨⇒紙祖として祀る土地もある
へぇ~、初めて知った。
順路に沿って、1階からスタート。

模型やサンプルも交えて、現代の製紙過程や紙製品を説明している。
解説ボランティアの方がいたので、概要の説明をお願いした。
ボランティアは製紙会社のOBの方々で、その道のプロ。
展示の説明だけでなく「この技術はコウだから凄いんですよ!」みたいな、現場視線からの話も聞けて大変面白い。
紙は木を原料とするので環境負荷が大きそうだが、製材ロスや建築廃材、間伐材、古紙のリサイクルの活用で存外エコっぽい。
意外な紙製品。

溶接用のマスク!
色々と処理してあるから燃えないのは当然なんだけど、スゲー!
2階は子供向け解説コーナー。

最初にココを見てから見学スタートした方が理解しやすいかも。
3階は紙の歴史。

教科書や学習マンガで『紙を発明したのは蔡倫』と覚えたけど、今は違うのね。蔡倫より古い紙が発見されてる。
一番のオドロキ。
高級壁紙材、金唐革紙。

実物を始めて見るけど、美しい…
最後に地下一階、記念碑コーナー。
昔の製紙工場の門、紙屋の看板、石碑なんかが展示されている。

切り刻まれた千代紙を供養するため、江戸千代紙のお店が建立した「千代紙塚」
身近な物に感謝を忘れない、素晴らしいですな。
最後におみやげを購入。


常設展示の解説ガイドブックとクリアファイル。
ガイドブックは解説パネルのまんま縮刷版。これを写すだけで夏休みの自由研究は完璧なんじゃないかな(笑)
本当は金唐革紙のしおりが欲しかったけど、1000円と高価なので(当然なんだけど)クリアファイルで我慢。
紙漉き教室なんかも開催してるし、見て学ぶだけでなく体験できるのはイイな。
ボランティアガイドさんもいるし、距離感が近い博物館だと思った。
在場時間:約150分
丁度お昼ご飯の時間。王子の駅前まで戻って店を探すと、変な店発見!



全体的に日本語がオカシイぞ。
どこか異次元に連れて行かれそうだ… ((゚Д゚;)))
結局、隣の中華料理屋にしたけど。
◆北区飛鳥山博物館
エネルギー充填して、本日二件目。

北区の郷土・歴史系博物館。
ぐるっとパスを利用して入館料300円⇒0円
常設展示室は地下一階。

採光に大きくガラスが嵌め込まれており、明るくキレイな館内。一階から地下一階に吹き抜けもあり、空間が広く取られていて気持ちイイ。
階段を降りると奈良時代の役場『群衙』の倉の再現。

中のモニターからミニコント(?)が流れてた。
展示室内の写真撮影は要申請。今回は申請せずにno写真でイイや。
それと、音声ガイドが無料なので利用してみた。
前半は地形生成⇒縄文・弥生時代の生活⇒古墳時代… と、まぁどこでも似たような展示にならざるを得ない。
土地の個性が出てくるのは中世以降。
当地では江戸時代からの名所、王子・滝野川・飛鳥山。
それらの名所の成り立ちを映像を交えた解説で紹介。
特に飛鳥山は江戸時代から現代まで続く桜の名所。江戸時代のお花見弁当の再現模型が凄い美味しそう。
続いて企画展示。

収蔵品で北区の歴史を掘り起こすミニ展示x5。
こちらは入場無料、一部を除いて写真撮影可。
昭和初期のビール瓶。

とっくり型で容量は2リットル。今のビール瓶の約三倍!
首の下から紐で直接提げたそうな。
もう一つ興味深かったのは『高木助一郎日記』
今の北区・中十条に住んでいた高木氏が綴った明治44年~昭和22年までの日記。
太平洋戦争の空襲で焼け焦げた日記は、戦争の凄惨さを強く訴えてくる…
最後におみやげを購入。


常設展示の図録とクリアファイル。
どちらも飛鳥山の桜をモチーフにしたデザイン。キレイだね。
図録は大判でページ数あってフルカラーなのに500円。めちゃくちゃコストパフォーマンス高い!
他の特別展の図録も総じて安い。また来たら是非買いたいな。
建物は博物館だけでなく、市民ギャラリーがあって区内在住のアーティストの作品が展示されたり、レストランも美味しそう(特におはぎ)
区民に愛される文化センター、って感じが素敵だった。
在場時間:約190分
本当は渋沢記念館も見たかったけど時間が足りない、タイムオーバー。
飛鳥山公園を散策。
なんか石碑が多い。


パッと見、6~7基は在ろうか。
立っているのは石碑ばかりではなく

観音菩薩像もコッソリ立っているので侮れない。
柔和でスタイルのいい観音様だな。
児童エリアのど真ん中にはお城の形をした滑り台。

周りには雨上がりの水溜り。なんだかモンサンミシェルみたいだ。
同じ滑り台でも、コチラは象さん。

リアルタイプは珍しい。普通、鼻から滑り降りるカタチだと思うんだけど。
これならキリンでもサイでも、カバでもいいじゃないか(笑)
動物アニマル群生地帯。

タコだけ仲間はずれ… 恨めしそうな目で見てるぞ。
遊具にツッコミを入れるのも面白いけど、大きいお友達にはこんなモノも。


D51と古い都電車両。鉄分補給!
桜で有名なだけあって、ゴミ箱も桜花模様。

桜ではないけど、花壇が整備されていて凄く綺麗。

いい香り。
歩いていると、桜だけでなくモミジも多いことに気付いた。

春だけではなく、秋に訪れても素敵な景観を楽しめそう。
博物館もあるし公園も面白い、路面電車に新幹線も鑑賞できる王子。

渋沢記念館も見学したいし、また紅葉の時期にこれたらイイな。
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