植物園、ウナギ、見世物小屋、甘酒、三十六景

雨が明け方には止み、なんとか自転車に乗れそうでヨカッタ。



◆小石川植物園
このあいだ東大駒場の博物館で小石川植物園の展示を見たので俄然興味が湧いていた。
小石川植物園_111010
入場券を正門前のタバコ屋さんで買うのが面白い。

雨上がりでなんだか草木の緑も濃くなってる気がする。
日本植物会が世界に誇る発見、精子発見のソテツにイチョウ。
ソテツ_111010 イチョウ_111010

ニュートンのリンゴにメンデルが研究したブドウ(共に接木による分枝)
メンデルのブドウ_111010 ニュートンのリンゴ_111010
歴史ある小石川植物園ならではのラインナップ。

広いうえに園内の高低差も結構あって、ざっくり一周するだけでも結構時間がかかる。
植物園景観_111010

神社に小石川養生所時代の井戸、日本庭園など植物の他にも見所があった。
植物園神社_111010 植物園井戸_111010 植物園庭園_111010

立地は閑静な住宅街の中だが、結構入園者が多い。
空はよく晴れて少し暑いくらい。青空の下、緑がまぶしい。
生気を存分に吸収できた。

在場時間:約75分



◆東京大学総合研究博物館 小石川分館
植物園のスグお隣、東大博物館の分館も覗いてみた。
小石川分館_111010

常設展示は『驚異の部屋 -The Chambers of Curiosities-』
15~18世紀頃に欧州で流行した珍品陳列室、元祖博物展示である『ヴンダーカマー』の再現。
パネル解説は一切無く、ひたすら並ぶ動植鉱物の剥製・標本、実験器具、書籍etc,etc…
能書き不要で「なんかすげ~!」と感嘆するのが正しい観覧の仕方だと思う。
図鑑の中に入り込んだような感覚。なんたる素敵空間!

在場時間:約20分



◆東京大学総合研究博物館
特別展『鰻博覧会―この不可思議なるもの』開催中。
鰻パンフ_111010
近年稚魚の漁獲量が少なくて高いらしいし、思えばまともな鰻なんて暫く食べてないな…
テーマが身近なせいか、前回来た時より観覧者が多い。
展示は自然科学、社会科学、人文科学の三本柱で構成。

自然科学のメインは生態に関する最新研究の紹介。
鰻の稚魚が水槽で泳いでいたり、産卵場所・マリアナ海溝の海底地形の模型、鰻が泳ぎ続ける回遊実験中の水槽(スタミナトンネル)等、パネル以外の展示品が大変充実してて面白い。
印象的だったのは産卵場で採取された親魚。
長い回遊のため生殖器以外は消耗しきってほぼ骨と皮の状態。説明が無ければ魚とは思えないボロ切れ状態。
大変な思いをして命を繋いでいるんだな…

社会科学では漁具が目立つ。シラスウナギ、黄ウナギ、銀ウナギと成長段階で名前が変われば、漁具漁法も異なってくる。
縄文・弥生時代の遺跡からもウナギの骨が出土しているらしい。長いお付き合いだ。

人文科学は絵画や工芸品。うな皮のベルトや財布、靴って少し無理がある気がする(笑)
異彩を放つのは菩薩像。虚空蔵菩薩の使いがウナギだそうで。
絵馬なんかもあって、存外信仰と結びついてる。

総合大学らしい複数の視点から扱っており、解説パネルも展示も分かりやすい。
鰻というテーマも身近で興味を惹きやすいし、いい展覧会だった。
図録は更に理解を深める内容で是非欲しかったが、ちょっとお高い…

在場時間:約90分



駐輪場に行くと自転車がパンクしてた。
予兆も何も無かったし、原因不明。
御徒町の自転車屋さんまで押し歩き。自転車屋さんが分かる土地だからよかったけど、全く見知らぬ土地だったらと思うと冷汗が出る…
結局チューブだけでなくタイヤも交換。痛い出費だ。
この間も上野でパンクし、同じ店で修理してもらった。なんかトラウマになりそう。



パンクでテンションだだ下がり。厄を祓おうと神田明神にお参り。
神田明神_111010

ずっと気になってた明神下の甘酒屋さん『天野屋』でリフレッシュ。
甘酒_111010

冷やし甘酒と甘酒のかき氷を満喫。
冷やし甘酒_111010 かき氷_111010
スッキリしてるけど、決して味が薄いのではなく甘さ・旨みがチャンとある。おいしいなぁ。



◆ニューオータニ美術館
特別展『北斎とリヴィエール 三十六景の競演』開催中。
三十六景パンフ_111010
葛飾北斎の『富嶽三十六景』と、それに触発されたリヴィエールの『エッフェル塔三十六景』を同時に展示。
ぐるっとパスを利用して、入園料¥800⇒¥0

エッフェル塔って当時の建築工学の粋を集めた“華”なんだけど、凄いしっとりした作品群。
白・グレー・ベージュと落ち着いた色彩に、大小はあれど後景で静かに佇むエッフェル塔。柔らかく静かな画面で大変好み。

展示内容もよかったけど、ホテルの美術館だけあって職員の人が大変物腰柔らかで親切なのもよかった。

在場時間:約30分



戦い終わって ~神々の黄昏~
自転車走行距離:56km
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