死物学の観察ノート

図書館で借りたモノを読了。
生物学の棚で見つけた“死物学”の文字。初めて聞いた言葉だし、字面は生物学と正反対じゃないか。

内容は分類学・形態学の本で、死体の解剖/観察から紐解くので“死物学”
なるほど。

一般的な生物学に対するイメージとはかけ離れた軽妙な文体で読みやすい。
疑問、仮定⇒考察⇒問題点・課題… と論理的な思考の流れが分かりやすく書かれている。
扱う動物はイタチやタヌキ、モグラなどが中心。
副題の「身近な哺乳類のプロファイリング」が示すとおり。
なんだか自分にも死体採集・解剖、標本作りができるような気がしてくる。

著者の描いた挿絵、イラスト・スケッチも精緻で綺麗。

口当たりは軽いけど、しっかり旨みもある。そんな感じ。


死物学の観察ノート―身近な哺乳類のプロファイリング (PHP新書)死物学の観察ノート―身近な哺乳類のプロファイリング (PHP新書)
(2001/06)
川口 敏

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