大田区郷土博物館

久しぶりに自転車で博物館へ。
8時前に家を出たのだが、あまりに寒くて3分もしないうちに帰りたくなる…

指がちぎれそうな痛さ。ハンドル操作を誤りそうで、スピード出せない。
早朝から営業しているホームセンターに飛び込んで、手袋購入。
それでも手が寒くて、超痛いけどさっきよりはマシか。



大田区郷土博物館に到着。
博物館外観_111218

特別展『冬のぬくもり、エコ暖房 湯たんぽ』開催中。
湯たんぽ展_111218

展示室入口に畳と布団、湯たんぽが。
湯たんぽ展エントランス_111218
寒い中自転車で行った事もあり、初っ端からウチに帰って布団に潜りたくなる。
かいまき布団を久々に見た。

結構な展示ボリューム。
展示室概観
これだけ並ぶと壮観だ。



色々な素材の湯たんぽ。
亀の子_111218 銅製_111218 陶製_111218
ブリキ、銅、陶器etc,etc…
陶製湯たんぽは戦時中の金属代用品。
国策_111218
こんなアピールをした陶製湯たんぽも。

ゴム製湯たんぽを見て「それ、水枕だからwww」とツッコミ入れようと思ったが、ちゃんと解説が。
湯たんぽ:口がねじ栓
水まくら:大きな口で氷も入れられるようになっており、金属の締め金具で塞ぐ
ゴム製_111218 水枕_111218
左が湯たんぽ、右が水まくら。



形・デザインも様々。
陶製かまぼこ型_111218 湯たんぽ3_111218 枕型_111218
日本だけでなく、海外の物も。
湯たんぽ2_111218 本型_111218
自分の湯たんぽイメージとはかけ離れたシャレオツっぷり。



湯たんぽ以外の暖房器具も展示してあった。
足温器_111218 懐炉_111218 行火_111218 炬燵_111218
足温器、懐炉、行火、炬燵。
足温器以外は祖父母の家にあったな。

電球式の行火。
電球式行火_111812
効率悪すぎる!



今回、解説パネルについては図録に同じモノが載っている為、歴史等については軽く流し展示品を見るのに集中。
図録_111218
フルカラー120頁強で600円、コストパフォーマンス高いので購入。

バラエティー豊か、展示ボリュームがあって楽しかった。



続いて常設展示。



【水をめぐるふるさとの暮らし】
江戸時代に開削された六郷用水を中心に、祭事など郷土の生活を紹介。
六郷用水_111218
多摩川左岸の「六郷用水」は初めて聞いたが、川崎っ子が小学校で習う「二ヶ領用水」と同じ工事代官が手掛けたと知って微妙な親近感。しかも、その代官の供養塔がウチの近所の寺にあるらしい。

天井に吊るされた大きな鳥型の凧。
とんび凧_111218
正月に恒例行事として上げられた“とんび凧”
これは皇室に一度献上された物で、翼を広げた長さが7.2mにもなる大物。
空を舞う姿を一度見てみたい。

大田区の祭祀、行事。
祭祀_111218 水止舞_111218
大森厳正寺の“止水舞”
花笠の衣装(両脇)がちょっとしたシュールレアリスム。
『百頭女』に描かれていてもおかしくない。

百頭女 (河出文庫)百頭女 (河出文庫)
(1996/03)
マックス エルンスト

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しかも、この止水舞は「日照り解消に雨乞いしたら止まらなくなったので、次は止まるように獅子舞を奉納した」というモノ。
なんかお間抜けw



【馬込文士村】
馬込を中心に大正末期~昭和初期にかけて多くの小説家、詩人、画家達が住んでいたらしい。
遺愛品や著作、直筆原稿を展示して紹介。
多くの文士が紹介されていたが、自分が知っていたのは北原白秋、室生犀星、宇野千代くらい。
しかも知ってるのは名前だけで、作品読んだ事ない、って言うね。自分の教養の低さが露呈 ('A`)



続いて、大田区の産業紹介コーナー。
大田区の産業_111218
大森の麦わら細工、海苔養殖、町工場等。
麦わら細工_111218 海苔養殖_111218 大田区の産業_111218
特にわら細工は麦わら帽子のルーツだとか。
海苔養殖に関しては『大森 海苔のふるさと館』へ殆どが移管されてる。海苔のふるさと館もそのうち行きたいな。



【戦争と暮らし】
戦争を物語る貴重な資料を展示。
焼夷弾_111218 壮行旗_111218
焼夷弾に入営祝いの壮行旗。

特に印象深かったのが、教師手書きの疎開記録。
疎開記録1_111218 疎開記録2_111218
終戦日には、大人として子ども達の未来に対する責任感を新たにする記載が。
手書きという事もあって、その思いがひしと伝わってくる。
訪れる事があれば必ず見て欲しい展示品のひとつ。



郷土・歴史系の博物館でありがちなのは、氷河期頃の日本列島の形成から縄文・弥生時代、律令政治、戦国時代、江戸、近世・近代~ と、年代をずっと追う形の展示。
それに対してココはテーマ毎に独立した形。こっちの方が大田区の特徴をつかみやすい気がする。
建物・展示スペースの問題もあるのかもしれないけれど。

在場時間:約170分



戦い終わって ~神々の黄昏~
本当は品川の物流博物館にも行く予定だったが、郷土博物館が思ったりボリュームあってお腹イッパイ。
素直にココから帰宅。

帰宅途中で気になるもの発見。
スクランブルパーク1_111218
スクランブルパーク児童公園
名前の第一印象だとアニメ『絶対無敵ライジンオー』みたく、公園が変形してメカが緊急出動してくれるのと思うじゃないですか。
元気闊達に遊ぶ様を「スクランブル」としたんだろうけど…
スクランブルパーク2_111218
変形しそうな遊具も、子どももいない。緊急出動要素も敏捷性も無いスクランブルパーク児童公園。
「パーク」と「公園」で意味が重複してるのもいい味出してる。

幹線道路からチョット路地に入って見知らぬ街を走っていると、時たま面白いモノに遭遇できる。
自転車移動の醍醐味の一つだ。

自転車走行距離:約32km
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