六本木

電車だと移動中に本読めるのがイイな。



◆森アーツセンターギャラリー
開場時間30分前に到着、三人目くらい。
本当は10:00開館なんだけど、10分前倒しでオープン。
この時点でチケット持ち列・チケット購入列双方とも30人くらいの行列。

軸装された肉筆の美人画があったが、墨やぼかしを基調とした落ち着いた色彩でおしとやか風美人。

『没後150年 歌川国芳展』の後期展示。
全体的な感想としては前期展示見た時と同じなので割愛。

それでも愚痴っちゃうと…
東京スカイツリーみたいな櫓が聳えて最近注目が集まった“東都三ツ股の図”にキャプション無し。
“十二支見立職人づくし”もキャプション無し。寓意の意味が分からないと凄い勿体ない作品(兎の船大工はかちかち山の泥舟に掛けてる、とか)なのに…

一番に会場入りしたのでユックリ見れるのだが、あとからあとから人が入ってくるので「すぐに混雑しそう」と何となく落ち着かない。
気持ち駆け足気味で観覧。

面白かったのも確かだが、消化不良感も残ってしまった。

在場時間:約70分



◆泉屋博古館
『神秘のデザイン―中国青銅芸術の粋―』開催中。
ぐるっとパスを利用し、入場料¥520→¥0

商周・漢唐・宋清時代と、時代別に青銅器の変遷を追う展覧会。
ざっくりした流れを紹介すると
古代:祭祀用、権威・権力の象徴
漢時代:祭祀用の性格を失い高級調度品に&仏教普及に伴い仏具も製作
宋以降:古代研究からの倣古品、文人好みの書斎調度

古代の青銅器の超細密な文様はいつ見ても溜息がでる。三千年以上前の超絶技巧に感嘆するばかり。
トウテツや龍、鳥の文様もだんだん可愛らしく見えてくる。

半分以上の展示に文様・銘文部の拡大写真解説付き、分かりやすくてイイ。
ただ、展示位置が低く文様を観察するには腰をかがめないといけない。大変疲れる。

パンフやHPの主な展示作品に載ってる「鴟鴞尊」は展示されてなかった。気になってたのに…
青銅器のミニチュアを売っており、凄い惹かれた。

在場時間:約95分



◆大倉集古館
『蒐めて愉しむ 鼻煙壺』開催中。
ぐるっとパスを利用し、入場料¥800→¥0

この手の小物工芸品コレクションの展示はどうしても「様々な素材、デザインの作品があって面白かった」になる(汗)
椰子や瓢箪で作られた作品があった。木材と琥珀以外の植物性素材は珍しい。
そして、ここも展示位置が低くて疲(ry

併設で明・清時代の美術・工芸品の展示。
清明上河図もあるが、やはりオリジナルとは比べようもない。
鼻煙壺でも上河図の物があったが、多くの模本が製作され美術・工芸品のモチーフの一種としても使用された上河図の流行ぶりを再確認。
個別の感想としては『墨梅図』が印象に残った。複雑に交差する枝に流れるような曲線を描く幹。植物画なのにとても動的な画面。

在場時間:約90分



戦い終わって ~神々の黄昏~
東博の故宮展見た人に泉屋博古館と大倉集古館をオススメしたい。
重複する部分が多くあるので、より理解が深まる。
「なんだ、この前みたぞ」と言うのでなく、短期間にまとめて見る事で知識が太くなる感じ。
知のカタルシスを味わった。
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