大手町~御茶ノ水



◆三の丸尚蔵館
改修後の初開館日。

皇后陛下喜寿記念特別展「紅葉山御養蚕所と正倉院裂復元のその後」開催中。
皇室の役割の一つとして伝統文化の継承があるけど、その中から皇后さまの関わりが特に深い養蚕についての展覧会。

養蚕は明治以降と、存外新しい伝統。
良質だが生産性の低い日本純産種・小石丸。その繭が古代裂の修復に欠かせない事が明らかになり増産。
小型種なので通常のモノが使えず、皇后さまが繭床を藁で編んでいる。
一流の文物を見るのもイイけど、役割・取組を通じて皇室に対する理解が深まるのもヨシ。

在場時間:約40分



◆逓信総合博物館
特別展「東海道展 ~知られざる郵便創業の道~」を観覧。
郵便事業の始まりにおいて重要な役割を果たした東海道について、浮世絵を中心に紹介。
天保期の「東海道五十三次」と明治初期の「東海道改正道中記」を比較展示し、宿場や街道の姿の変遷を追う。

明治期になっての主だった変化は人力車・西洋人・電線の登場、徒歩での川渡しから船渡し・架橋への変更。
制度的な事は江戸時代の問屋場がそのまま郵便取次所へ移行。
とりあえず浮世絵がたらふく見れる展覧会。

浮世絵製作の実演を見て面白かった。
バシっと位置を合わせ、繊細な力加減で浮かび上がってくる色彩豊かな重ね刷り。
その技術に感嘆。

在場時間:約110分



◆天理ギャラリー
「吉祥づくし明治の引札 ―商家の広告印刷物にみる福徳円満のかたち―」開催中。
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引札とは今で言う広告・チラシの事。松竹梅、鶴亀、福の神・英雄、美人、名花、家族・子供、文明開化の新技術…
100点以上あり結構な展示ボリューム。

吉祥図案の展示だけでなく、江戸時代からの引札の変遷も紹介。
最初は文字だけだった引札、広告主の名が入った略歴、歌や絵を盛り込んだ大小暦、これらの流れを受けて明治期の色彩鮮やかな引札になっていく。
ただ鑑賞するのではなく、チョットしたお勉強もできる展覧会だった。

在場時間:約40分



◆明治大学博物館
特別展「人類史への挑戦」開催中。
大学間連携として、南山大学人類学博物館の収蔵品から考古・民族誌資料の展示。

目を惹くのはパプアニューギニア等、オセアニアの美術・資料群。精霊像や仮面を見てると超自然的な何かの力をひしと感じる。
去年早稲田大学會津八一記念博物館でも同じようなモノ見たな、と思ったらそれもそのハズ。
元は同じコレクションだったのが、南山・天理・早稲田と各大学に分割移譲されたモノらしい。

他にはフランスを中心とした欧州の石器コレクションがあったけど、白や明るい褐色等、日本のモノと比べると鮮やかでキレイな印象。
日本の石器は黒っぽい気がするんだよね。

在場時間:約45分



戦い終わって ~神々の黄昏~
この四月からキャンパスが移転する母校。
スグに建物が無くなるワケじゃないけど、折角近くまで来たのでかつての学び舎を写真に収めた。
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ボンクラ学生で成績も悪かったし、そんなに愛着もない。
と、思ってたけど… 無くなるとなればなんだか寂しく感じる。
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