上野

前日の帰りが遅かったため、いつもの時間に起きられず、自転車は諦めて電車移動。



◆国立西洋美術館
開場10分前に到着したが誰もいない。
以前『ゴヤ展』が開催されていた頃は、いつも開場前の行列を見ていたから早めに来たのに。
開館時間には15人くらいの列、一番に入館。

企画展『ユベール・ロベール-時間の庭』を観覧。
18世紀のフランス風景画家、ユベール・ロベールの展覧会。パンフレットにあった「廃墟のロベール」に惹かれた次第。

ローマに留学中に名所旧跡や自然風景を巡り、数多くのモチーフを蓄積。
そこから古代遺物と自然を組み合わせた奇想画を多く書き残し「廃墟のロベール」の名を世に知らしめる。
一方、絵画だけでなく庭園のデザインも手掛け、ヴェルサイユ宮殿の一角もデザインし《国王の庭園デザイナー》の称号も得た。

古代遺物という人工物と自然、草木に覆われた遺跡(過去)と日常生活を営む人々の姿(現在)、2つのコントラストが画面に盛り込まれている。
見上げるような構図で描かれる建築物が多く、スケールが大きい。空間が広く、吸い込まれそうな感覚になる。
img_hubertrobert2012_1.jpg img_hubertrobert2012_3.jpg

初期のロベールが影響を受けた画家の作品や、留学中の素描等、流れもしっかり掴んだ展示で素晴らしかった。



続いて小企画展示、ピラネージ『牢獄』展。
ピラネージはロベールも影響を受けた版画家だそうで、関連展示になってる。
img_piranesi2012_3.jpg
空想上の牢獄の風景を描いた連作。柱や梁、アーチといった基本的な構造要素を大きなスケールで魅せる。
素晴らしい迫力だった。



在場時間:約160分



◆東京国立博物館
先週は暴風雨だったので見られなかった庭園開放。リベンジマッチ。
東博花見1_120408 東博花見2_120408

東博花見3_120408 東博花見4_120408
先週とは打って変わって、絶好のお花見日和。
街路樹として植えられているモノと比べると、木の高さがあるのが特徴。
凄いキレイ~ (´∀`*)



展示は東京国立博物館140周年特集陳列『小袖・振袖図―明治四十四年特別展覧会の記録―』を観覧。
約100年前の博物館活動の様子を紹介。
模写図1_120408 模写図2_120408
着物の模写図が多く展示。
コレ等は江戸時代の婦人風俗に関する特別展の際、出品された着物を模写したもの。
模写図3_120408
刺繍の模様まで、精細に写されている。

“後世の研究進展のために”と模写されたそうだが、今では行方不明となり模写図が唯一の資料となってしまった服飾品が多いらしい。
展覧会に出品されたアイテムであっても、年月が経つと失われてしまう事があるのか…
原品の保存・保管は勿論大切だが、データ・資料作成の重要さがよく分かる。



在場時間:約70分



戦い終わって ~神々の黄昏~
上野公園は凄い人混み。
上野公園_120408

頭上すぐ近くまで迫る、桜のトンネル。
上野公園2_120408

桜も見事だったけど、歩いていて韓国語や中国語がたくさん聞こえてきたのも印象深い。
やはり桜の時期を狙って観光に来るのだろうな。



「桜花を愛でる」と言う意味では、昨日の花見よりもシッカリ見ることができた。
東博花見5_120408
日本人でよかった、と思う季節だ。春は。
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