上野

天気予報曰く「午前中は雨がち」との事で電車移動。



◆国立科学博物館
まずは企画展『日本物理学の祖 田中舘愛橘』を観覧。
田中舘愛橘_120603
航空力学、地球物理学、度量衡などの分野で活躍し、日本の近代科学に大きく貢献した田中舘愛橘を紹介。
愛橘遺愛品_120603
展示品は研究ノートや書簡、書などの遺愛品。

面白かったのは地磁気研究のエピソード。
地磁気を測定する際、磁石を糸で吊るすのだが糸の“より”で回ってしまう。
そこで蜘蛛の糸で磁石を吊ったとか。しかも、この方法は昭和40年代まで使われた。
ユニークで柔軟な発想。実験器具もあまり無かった時代の先駆者ならでは。



続いて研究者のミニ講義・ディスカバリートークに参加。
テーマは『ヘッケルが愛した生き物のかたち』
19世紀中頃~20世紀前半に活躍した生物学者エルンスト・ヘッケルについて、略歴・功績、その研究の社会的影響を紹介。
今ちょうどヘッケルの図版を借りており、これから読むところ。

生物の驚異的な形生物の驚異的な形
(2009/04/14)
エルンスト・ヘッケル

商品詳細を見る

いいタイミングで予習できてヨカッタ。



常設展示をぶらぶら。
アカボヤ_120603
チ○コみたいなホヤ見つけた!(*゚∀゚)=3

在場時間:約160分



◆東京国立博物館
賑わうボストン美術館展を横目に、総合文化展(常設展示)を見て回る。



まずは特集陳列『写された書 ―伝統から想像へ―』
“写された書”と言っても、経典や典籍・文学の普及、書の修練、文化財保護、と目的は様々。
摸金冬心文語
模金冬心文語_120603
模写手法は双鉤充墨(書の輪郭を取り、内側を塗りつぶす)だが、墨のかすれ具合まで再現している。
その筆致を学ぼうとする情熱が見て取れるなぁ。



考古展示室では『須恵器の展開』を観覧。
須恵器というのは古墳時代に朝鮮半島から伝わった技術で、ロクロで引き窖窯で焼成した土器。
色は灰色で、甕や壷といった貯蔵器、食器やお供え用の杯として用いられた。
須恵器1_120603 須恵器2_120603
昔のマンガのでてくる未来建築みたいな形だ(笑)



国宝展示室は法華経巻第六(色紙)
平安時代に流行した、豪華なお経。
様々な色彩の色紙、金の枠線に金銀箔、欄外や紙背には花鳥文様。
ものすごい華麗。書はよく分からなくても、十二分に鑑賞できた。

在場時間:約120分



◆旧東京音楽学校奏楽堂
奏楽堂_120603
ぐるっとパスを利用じて、入場料¥300→¥0
前はよく通っているけど、初めて中に入った。

雰囲気のあるホールでチェンバロのコンサートを聞く。
ホール_120603
まさか、あんなに音がする場所で寝るとは思わなかった…

他には奏楽堂の歴史や、音楽学校出身の音楽家を紹介する展示があったり。
壁_120603
音響効果を考えて、壁にワラや“おがくず”を詰めていたらしい。
こんなの初めて見た。

この力強いフレーズとフォント、何かグッと来るモノがある。
便所_120603

在場時間:約70分



戦い終わって ~神々の黄昏~
トーハクの140年記念スタンプラリー、一月から毎月通って6つ溜まった。
スタンプ_120603
長谷川等伯“松林図屏風”のメモパッド&ボールペンをGET
景品_120603

スタンプラリーは来年の三月まで。コンプリートするぞ。
関連記事
スポンサーサイト

この記事へのコメント

管理人のみ通知 :

トラックバック